うさぎの外科について

うさぎの外科について

ウサギの大きな特徴としては、ストレスに非常に弱い動物である事です。強いストレス、痛み等を感じるとカテコラミンが放出され、心筋梗塞を起こして死に至る事があるのです。これがウサギが強い恐怖等を感じると自殺出来るという理由です。

手術自体は成功しても、この点を十分留意して治療に当たる必要があります。充分な鎮痛管理は勿論の事、術前術後のストレス回避が重要であるのは言うまでもありません。

現在では鎮痛医療は日々進歩しており、様々な薬剤が使用出来るようになりました。

また、ストレスフリーの為に同居している仲の良いウサギと一緒に入院させたり、出来るだけ早い自宅ケアにする等行っております。その為には飼主様にはご協力頂く事も沢山あるかも知れませんが、非常に大切な事であるのをご理解下さい。 また、麻酔管理、術式等もウサギ特異性もある為、熟練したチームで対応しております。