小型哺乳類の飼育について知っておくべきこと
ウサギ
ウサギは本来大きな集団を作って生活します。単独飼育では歯が折れるほどケージの柵を噛んだり、過剰に毛繕いしたりという異常行動が増えてしまいますが、絆で結ばれた仲間といれば精神的に安定します。でもウサギには自分だけの時間も必要です。隠れたり休んだり、1匹で過ごせる場をケージ内に作るのが理想です。
モルモット
モルモットはとても社会的で1匹でいることを好まない動物なので、多頭飼育が望まれます。しかしウサギからボルデテラという菌が感染すると致死的な状態になる為、この2種は一緒に飼育しないようにして下さい。
チンチラ
チンチラは、遺伝的に強迫行動で自咬が多いといわれています。げっ歯類全体では、より優勢な個体がほかの個体を毛咬みする行動が見られます。
新しい同種を迎える場合
新しい同種を迎える場合ウサギでは特に注意が必要です。喧嘩をして怪我をすることもある為、必ず
①人の監視下で
②先住ウサギを優位にさせない為にケージの外で
③徐々に会わせること
が大切です。また感染症の予防も病院で処方される駆虫薬で行いましょう。
エキゾチックアニマルとの生活は、正しい知識からの環境作りと接し方でより豊かになります。